rain

Rain (lyrics)

Rain 足音だけ響く夜
Rain ネオンが滲んでる

紀伊国屋の出口、何番口?
平積みの本を横目に通り過ぎる
改札を抜けた人波にまぎれて
傘の色が重なりあう交差点

ほんの少し立ち止まってみたんだ
速足の時間に 取り残されたまま
ポツンと忘れられた小石のように
街の呼吸を聞いていた

雨に濡れずに歩ける道を知ってる
それでも、雨に濡れる道を選ぶ
コンクリートを打つ雨が薫る
その瞬間、ぼくの世界は少しだけ変わった

高層ビルの連なる街から
日常へと運ばれていく僕達
なんだか、切なくてふと君を思い出す
それでも心は、まだ動き出せる

雨に濡れずに歩ける道を知ってる
それでも、雨に濡れる道を選ぶ
コンクリートを打つ雨が薫る
その瞬間、ぼくの世界は 少しだけ変わった

Rain あの瞬間に残された
rain 僕だけの物語
Rain このままいつまでも
Rain ずっと歩いていく

Rain 東京の夜が僕をつつんでいく

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