タワレコ渋谷き合ってくれて
公園通り原宿まで歩いた
新宿公園、夕暮れのベンチで
誰かのサックス二人で聴いた
君は東京の女の子
下北ロフトへ誘ってくれて
ビールと音楽、珉亭のチャーハン
アパートメントストアで買い物して
笑う横顔、眩しかった
君は東京だった
君は東京の人だった
僕をどこへでも連れていった
見たことない景色の中で
僕はただ夢中になっていた
君は東京だった
朝日屋用品店で買った古着のシャツ
表参道一緒に歩いた街
「東京タワー 行ったことないんだってね」
「東京に住んでると行かないものよね」
だからって誘ってくれた君は東京の人だった
ファイアーストリートのお洒落なbarで
昼から酔って笑い転げた
夢と魔法の国より葛西の水族館
夜のパレード、実は見たかった
でも君と海を眺めるのも悪くなかった
君は東京の人だった
僕をどこへでも連れていった
見たことない景色の中で
僕はただ夢中になっていた
君の背中を追いかけてた
ハンズで好きなもの買ってあげるって
アシュフォードの手帳を手にして笑った
渋谷から東横線に揺られて
帰っていった君
君は東京の人だった
東京の空も同じでしょって
勇気をくれたのも君だった
深夜、明治通りの50’Sの店で
なぜだかパスタを頼んでいた
君の自由さが大好きでした
夜の浅草が一番好きなのよと
橋を見ながら缶ビールを開けた
19の若さで六本木の編集部で
雑誌のコラムを書いてた君
君は東京の人でした
君の友達のliveに、下北の屋根裏
バンドの打ち上げにもなぜか参加して
外国人ばかりのスタンディングバーで
浴びるように飲み明かした夜
吉祥寺のペンギンカフェでコーヒーを飲んで
雑貨を選んで古道具のトランク買って
都市バスに揺られて夢を見てた
そんな日々がたまらないんだ
君は東京の人でした
新宿の何とかってシアター
映画を見る時は金券ショップへ
意外としっかり者の君でした。
ミニシアター好きな君と
初めて一緒に見た映画は
何故だかジュラシックパークでした
君は東京の人でした
新宿のなんとかってシアター
映画を見る時は金券ショップへ
意外としっかり者の君でした。
ミニシアター好きな君と、
初めて一緒に見た映画は、
何故だかジュラシックパークでした
君は東京の人だった
僕に世界を見せてくれた
音楽が好きで 僕の知らない洋楽ばかり
聴いていた
僕の彼女は東京の人だった
自由で強い東京の女の子だった
可愛くて、お洒落で自由で寂しがり屋の
東京の女の子だった
君がいたから今でも東京が
とても、とても、愛おしいのです。
どうか、今も君が素晴らしい日々を送ってますように
心から願った